オススメ度:★★★★★
リピあり。
(パンダ談)
あのね、聞いて。
飲食の話なんだけど。
旅から帰ってきたお父さんの手には、一袋の落ち着いた手提げ袋がありました。

抹茶、好きだったよな。
そう言って差し出されたのは、仙台の名門・菓匠三全が手がける「萩の調 釉(はぎのしらべ ゆう) 日本茶」。

東京駅で話題の品なのか、それとも東北の旅路で見つけた逸品なのか。
詳しいことは聞きそびれてしまったけれど、お父さんが僕を想って選んでくれたその一箱には、想像を超える「とろり」とした魔法が詰まっていました。
伝統とモダンが交差する、市松模様の誘惑

箱を開けると、綺麗にならんだ袋たち。
そしてその袋を開けると、思わず「わあ……」と声が漏れました。
そこに並んでいたのは、食べるのがためらわれるほど美しい、グリーンの市松模様のラングドシャです。

お父さん、見てぱん!
この模様、まるでお着物の柄みたいだぱん。
抹茶のいい香りが、袋を開ける前から漂ってくる気がするぱん🐼✨

…ああ。
お前は抹茶味が好きだからな。
これなら喜ぶだろうと思って選んだんだ。

お父様、流石の審美眼ですな。
この『釉(ゆう)』という名は、陶磁器を彩る釉薬から取られたもの。
その名の通り、日本の伝統色をモダンに昇華させた、目でも味わう芸術品なのですな🦉
抹茶好きの理性を奪う「とろり」の正体
このお菓子の真骨頂は、見た目以上にその「構造」にありました。
一見すると厚みのあるラングドシャですが、一度前歯を立てると、そこには驚きの世界が広がっています。
サクッと軽やかなラングドシャ。
その次に、重厚な抹茶ショコラの層。
そして、中心部へ辿り着いた瞬間――。


(サクッ)
…っ!
お父さん、これ、中から抹茶が溢れてきたぱん!
とろっとろの濃厚なソースが隠れてるんだぱん!
抹茶の苦味とショコラの甘さが、口の中で溶け合って大変なことになってるぱん!🐼💚

…そうか。
気に入ったならよかった。

ふむ、これこそが独自製法。
外のドライな質感と、中のウェットなフィリング。
この正反対の食感が一口の中で出会うことで、抹茶の香りが何倍にも増幅されるのです。
パンダくん、これはもはや『飲み物』に近い口どけですな🦉
どこで見つけても「特別」な一品
実はこの「萩の調 釉」、少し面白い生い立ちを持っています。
仙台の菓匠三全が「東京でしか買えない、新しい挑戦」として立ち上げたブランドなのですが、そのあまりの評判に、今は故郷である仙台でもその姿を見ることができるのだとか。

へぇ〜! 東京でも東北でも、特別な場所でしか出会えないお菓子なんだぱんね。
お父さんがどこで見つけてきてくれたのかは……えへへ、美味しすぎて聞くのを忘れちゃったぱん!🐼🌀

場所がどこであれ、お父様がパンダくんのために足を止めて選ばれたことに変わりはありません。
技を磨き上げたこの味は、どこで手に取っても『最高の贈り物』であることに違いないのですから🦉
おわりに:お土産は「時間」の贈り物
抹茶好きの僕を唸らせた「萩の調 釉」。
けれど、一番の隠し味は、お父さんが旅先で「パンダが喜ぶかな」と僕のことを思い出してくれた、その時間そのものでした。
濃厚な抹茶の余韻に浸りながら、次は僕が、お父さんが驚くような美味しいものを見つけてこよう。
そう心に決めた、温かな午後のティータイムでした。

お父さん、本当にありがとうだぱん。
最後の一枚は、お父さんと半分こして食べるぱん!🐼✨
聞いてくれてありがとう。



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